今回は、3/21に行われた、森野榮一氏講演会後の２次会参加報告です。

■　 森野榮一氏講演会２次会参加報告

２次会は前回と同じ。安くて長居もＯＫな、国際戦略コラムＦさん御用達の店。

乾杯が終わると、森野さんが堰を切ったように話はじめました。

色んな話が出たのですが、面白かったのは１９７０年代の農村の青年活動家達？が今のネット社会を彷彿とさせるネットワークを築いていたという話。今風に言えば、スタンドアロンコンプレックスのようなものがあったそうなんです。

ＡはＢを知っていて、ＢはＣを知っているがＡはＣを知らないという緩やかなネットワークがあり、その特性から公安がリーダーを捕まえようと芋づる式に辿ろうとしてもどうしても辿りつけなかったそうです。

この辺りは筆者が調べて確認した訳ではないので、聞いた話をそのまま書いているだけなのですが、本当であれば、人の考えることは、いつの時代も同じなのだな、と改めて確認する思いです。

話が盛り上がって、アメリカのティーパーティーの話題になりました。

ティーパーティーとは、１７７３年の「ボストン茶会事件」に端を発する別名「草の根保守」と呼ばれる運動で、最近では、リベラルなオバマ大統領に対して、アメリカ保守派が「ティーパーティ」を呼ぶ反オバマ集会を開いています。

そこで筆者は、最近ネットＳＮＳ掲示板などを中心としてぽつぽつ立ち上がっている、保守的ネットグループが「ティーパーティ運動」になりませんかと森野さんに質問したですが、行動力がないと駄目とのことでした。

園田さんが、今の民主党をなんとかするよう言ってやってくださいよと水を向けるとそれは小仁であって、衰退してゆくものはそうさせるべきなのだ、と、大仁を志向すべきだと仰るので、民主党が滅ぶべきものであることは分かります、では、大仁にあたるものはあるのでしょうか？と聞くと、これから興ってくるものを見なければいけないとの答え。非常に示唆的でありました。

大分酔いが回ってきたところでお開き。３次会へ。

３次会も前回と同じ、和民。ここでもかなり盛り上がりました。森野さんが熱弁をふるわれます。大分酔っていたので、余り内容は覚えていませんが、やはりこちらの集まりは年齢層が高く、非常に熟した議論になるのが特徴ですね。

ここでの森野さんの話で記憶にあるのは、何が起こっても人々の生活は続くということ。焼け野原になっても生活は続いていくのだ、というのが印象に残りました。そりゃそうです、ですが、その意味するところは深いです。

今日もまた、楽しい時間を過ごさせていただきました。

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