野田首相の一字は「定」ですかね。表の日比野庵にエントリーしました。

風呂に浸かりながらゆっくり考えていたら、ふと浮かんで・・・・。

その後、記事を書きながら、「定」に当てはまるか考えていっても、やはりそうかな、と。

少なくとも、リーダーシップを発揮してぐいぐい引っ張っていく感じにはなりそうにないですね。それでも、逆にいえば、足して２で割る片方の要素である野党と世論でプレッシャーを掛ければ多少はマシな方向に引っ張ってこれる可能性はあります。

筆者的には、野田首相は国民に対する政策発信力、説明説得能力に疑問がありますので、官僚＋マスコミが流す、"誘導世論"にどこまで国民が乗せられるか、または乗せられないか、そのあたりがカギを握るのではないかと思います。

ただ、震災によって、現実の生活が脅かされていることは事実なので、実効力のない政策をすると、たちまち支持率は落ちていってしまうと思いますね。

野田首相は党内に小沢グループを抱え、民主党そのものが懐疑の目で見られている今の状態で、この国難に立ち向かわなければならないのですから、彼の手腕はまだよく分かりませんけれども、残念ながら上手くいく確率はそう高いとも思えないですね。

まずは、菅政権の後始末で３ヶ月から半年、一国会丸々掛かるかと思います。要するに、震災復興、３次補正等々が中心で議論され、増税議論はあまり進まないことを期待します。

その間に行き詰って、解散総選挙、これがベストシナリオでしょうか。