もう大分昔の話ですけれども、2003年に鹿児島市天保山町に建てられた坂本龍馬の銅像に、落書きされるという事件がありました。 


★竜馬夫妻像に落書き 鹿児島 

・幕末の志士、坂本竜馬が妻、お竜(りょう)と「日本で最初の新婚旅行」で立ち寄ったことを記念して鹿児島市天保山町に建てられた銅像に、何者かが落書きしていたことが25日、分かった。 

 同日午前、消す作業に着手した鹿児島市観光課の職員は「観光が資源なので、残念で恥ずかしい思い」と話している。 

 薩英戦争(1863年)の際に使われた砲台跡近くで、桜島を見上げるように立つ竜馬像(約1メートル)の額に、油性ペンのようなもので「天」の文字。さらに鼻毛や胸毛も。竜馬に寄り添うようにひざまずくお竜像(約60センチ)には、猫のようなひげなどが書かれた。 

 竜馬は1866年、京都の寺田屋滞在中に襲われた際の傷を癒やすため、お竜を伴って船で鹿児島入りし、霧島周辺への湯治旅行に出掛けた。銅像は1980年に完成した。 

http://www.sankei.co.jp/news/030225/0225sha100.htm(リンク切れ) 


なんか、おでこに「天」と書いて、鼻毛や胸毛まで落書きしたようで、龍馬ファンはカンカンだったかもしれません。また、2009年には、高知空港の竜馬像の首が折られた、という事件もあったようですね。 


高知県南国市の高知空港に展示されている等身大の坂本龍馬像(発泡スチロール製、高さ1メートル75)がまた壊された。 

9月中旬に県が設置して以降、10月の胴体、11月の刀に次いで、今回は首が折られた。 

県などによると、2日午後7時頃、空港2階の出発ロビーで清掃をしていた女性が気づいた。3時間前には異常はなかったという。南国署は器物損壊容疑で調べている。 

像と肩を組んで記念撮影する観光客も多いが、県おもてなし課は「公明正大に生きた龍馬が知ったらがっかりするだろう。修復は不可能」と残念がっている。 

(2009年12月4日15時01分 読売新聞) 
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091204-OYT1T00859.htm (リンク切れ)


高知県のおもてなし課の人は、龍馬像を壊されたのをみて、「龍馬が知ったらがっかりするだろう」なんて言っていたようですけれども、私は、もし、龍馬本人が、この落書きとか壊れた像とかを見たとしても、やっぱり豪快な発言をするんじゃないかと思うんですね。 

ということで、勝手に想像して龍馬さんに一言コメントしていただきましょう(爆)。土佐弁がいい加減なのは御容赦を・・ 



龍馬「わしの銅像に落書きするんなら、なんでもっと正々堂々とやらんのじゃ。 

なんでもっとはっきり名乗ってやらんのじゃ。 

わしを日本の総理にせい、わしに大統領をやらせてみい。わしが日本を変えちゃる。わしが世界を救っちゃる。 

そう書いてだなぁ、自分の氏名、年齢、職業、電話番号を堂々と書いておけばええんじゃ。 

なんでそれくらいのことをやらんのじゃ。 

わしの銅像に落書きするんやったら、それくらいやらな認めんぞ。」

まぁ、これくらい豪快に言いそうな気はしますね。 



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