今日は、ブログを始める切っ掛けについてです。 

一部、日比野庵のメルマガ(現在休止中)から引用する形になるかもしれませんけれども、こちらに関連する記事を集約して纏めておきたいことと、今後のネタの展開上、早いうちに載せておくべきという事情もあり、ご容赦を。 
※内容は、メルマガオリジナル原稿で、表の日比野庵では非公開の内容です。 

私は、もともと本を読むのが好きで、まぁ、大した本ではないですけれども、普通に読んでいる生活を送っていました。もちろん何かを書くなんてことは露ほどにも考えてはいませんでした。 

もう大分昔になりますけれども、まず最初の切っ掛けは、2001年です。当時プライベートで忙しかったものが一段落して、少し余裕ができたこともあって、ぼーっとネットサーフィンしていたときに、偶然「国際戦略コラム」に出会ったのです。今にして思えば、これがまず最初の第一歩だったのですね。 

そのとき既に「国際戦略コラム」には数百本の投稿やコラムが載っていて、その内容に圧倒されたことを、今でも鮮明に覚えています。ただ、そのとき、なぜか「いつかこんなところに、自分の文章を出せたらいいな」と思ったのです。もちろん当時は、そんな力はありませんでしたから、ただの漠然とした夢にしか過ぎませんでしたけれども…。 

そうこうするうち、2007年を迎えていました。そんな4月のある日、なんとなく急に、今まで自分が考えてきたこと、考えていることを書いてみたいという気持ちになったのです。今もって不思議なのですけれども、「もうやろう」という感じで、拒否を許さない決定事項みたいな感じでしたね。 

元々、熱しやすく冷めやすい性質なものですから、もう一般的に普及していた、ブログでいいか、とばかり、次の日にはブログを立ち上げていました。それが4月の18日です。 

「日比野庵本館」という名称は、日比野に本館をくっつけただけの至って単純なもので、「本館」は、そのうち姉妹ブログもできるだろうから、と旅館風につけてみたという実に安直な命名です。 

そんなこんなで、最初はごくごく、それこそ思いついたレベルの単純なことだけを記事にしてエントリーを始めました。何処までできるか全く白紙だったくせに、何故か、最初から毎日更新しよう、と決めていました。今にして思えば、この「毎日更新」というのが如何に大きな意味を持っていたのかと、後に思い知ることになるのです。 

こうして、ひっそりと日比野庵は静かな船出を果たしたのでした。 




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