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日比野庵・メルマガ版 No.0025 2009.06.25
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こんにちは。日比野です。
先週につづいて、ブログの記事について配信いたします。
■ 水面下の部分
先週は気の利いたコメントを書いているブログとして「株式日記」さんや「ネッ
トゲリラ」さんなどを取り上げましたが、彼らに共通しているものがあります。
それはコメントを書く上で、価値観なり、考えの基準というものが確固としてあ
るということです。スタンスが明確であるというのが、ひとつあります。そして
そのスタンスが長年ブレていない。このブレない、というのが長年続く要素のひ
とつでもあるのではないかと思います。記事についているコメントを時々読むこ
とがありますが、読者にも安心感があることが伺えます。
ネットやブログの世界というのは、その匿名性や自由度によって、個人の本音が
実に出やすい世界です。良い面も悪い面も赤裸々に出てしまいます。故に記事を
を書く方も読む方も自分の書きたいもの、読みたいものに集まる傾向が出来上が
るように思います。
そこで、何が書きたいのか、何を読みたいのかの判定基準となるものが必要にな
ってくるのですが、それが記事を書くスタンスに繋がってくるわけです。読む側
も政権擁護なり、政権批判なり、右とか左とか、保守なのか革新なのか。そうし
た価値観の基準が明確なブログ程、安心して(覚悟して)読むことができます。
ゆえにブログを書く側にどこまで明確なスタンスがあるか、しっかりした考えの
基準を持っているのかが、逆に大切になってくるわけです。記事の選択やコメン
トの確かさはそうした水面下の部分に支えられているのです。
次回配信は、情報について書いてみたいと思います。
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「日本的価値観の構造」定価399円。でじたる書房より。
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☆━ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日比野庵ブログの過去記事を中心に再編集・構成した「日本的価値観の構造」を
でじたる書房さんから電子出版することになりました。日本がこれまで培ってき
た文化や価値は如何なるものなのか、日本人の持つ価値観や世界観とは何なのか
というテーマで纏めたものです。ぜひぜひこの機会に!
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