昨日の日記の続きで、記事を面白くする工夫について。 

さて、昨日の日記では複数のネタを1つの記事に纏めることで記事の構造を2次元化している、という話をしましたけれども、2次元があるなら3次元はあるのか、という疑問も当然あるかと思います。 

日比野庵の記事に3次元構造はないのかというと、実はあるのです。それが、所々に漫画やアニメのネタを散りばめ、仕込んでいる部分がそれにあたります。 

たとえば、「天使の鼓動~AngelBeats!~」というエントリーがありますけれども、これは、「AngelBeats!」というアニメ作品のネタとかぶせて作ってあります。それについて簡単に解説した記事がこれです。 

2010年を振り返って  

このように、記事の内容の中に、別の作品のネタを織り込んで、所謂、記事そのものに一種の二重性を持たせているのです。これは、並列に記事を並べて繋げる2次元化した記事とは、明らかに次元の軸が異なっていて、いわば奥行き方向に別の意味を含ませているのですね。これが3次元目の軸に当たります。 

この記事では、「霊が語るというスタイルが持つ利点」「知っているということに力が宿る」「成仏する条件」という3つの論点を並列に繋げていることで、記事の2次元化をしているのですけれども、さらに記事そのものが、アニメの「AngelBeats!」との二重性を持たせていることで、さらに奥行き方向に軸を追加した、いわゆる3次元化された記事構成を持っているんですね。 

 
★AngelBeats 

余談ですけれども、この作品に出てくる「天使」と呼ばれるキャラクターは、激辛の麻婆豆腐が大好きという設定になっていますので、文中にさらりと「激辛の麻婆豆腐」というキーワードを入れています。 

この記事は、内容の殆どにアニメ作品との二重性を持たせている例ですけれども、他にも、マンガやアニメのキャラの設定とかセリフとか、話の内容の一部、あるいは断片を織り込んだエントリーがあります。 

これらも小規模ながら、意味に二重性を持たせることになり、記事の3次元化に役立っています。要するに、キーワードに別の意味を含ませることで、記事に奥行きの軸を追加して、3次元構造にしているのですね。 

まぁ、こうした部分は、隠すからいいのであって、バラすと面白くなくなってくると思っているのですけれども、ここだけの話ということで、バラしてしまいますね。(笑) 

ですから、私もアニメとか漫画をとかを見ていて、気の効いたセリフ回しとかあったら、ちょこちょこメモを取って、ストックしていたりするのです。 

明日につづきます。 


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