ツイッターについて 

随分とツイッターが一般に膾炙してきた感があります。3.11大震災のときにもツイッターによる情報が威力を発揮したとの話も聞きます。 

最近はよく「KOKUMINnoKOE」という方にリツイート戴くことがあり、有り難く思っています。この方は基本的に他の一般新聞記事からのリツイートがメインで、個人ブログのリツイートはごく少数のようです。 

まぁ、単に、日比野庵の論調が「KOKUMINnoKOE」様とフィットしているだけなのかもしれませんけれども、数少ない個人ブログの一つとして、その中に入れていただけていることは、素直に嬉しいですね。 

なんと言っても、ツイッターの拡散力はハンパではありませんから、「KOKUMINnoKOE」様のように、フォロアーが万単位でいる方にリツイートいただける効果は絶大です。事実、「KOKUMINnoKOE」様がリツイートする記事は、そのフォロアーがまたリツイートする確率が高く、結果的に芋づる式に多くの方に見ていただけるという好循環がよく起こります。 

私は、これまでツイッターに関しては、いくつかの記事を書いたことがあります。 

ツイッター革命 
ツイッターは漫才のネタ作りに似ている 
ツイッターの使い方 
ツイッターは釣りである 
ツイッター内の閉鎖空間 
ツイッターと集合知 
ツイッターの中の人 

これらの記事は、時系列順に並べているのですけれども、筆者はツイッターは2010年の5月から使い始めました。 

自分で書いていてなんなんですけれども、時系列で追いかけていくと、やっぱり、見解が少しづづ変わっていっているのが見えて面白いですね。 

最初は、ツイッターは凄いツールなのではないか、と期待していたりしたのですけれども、実際使ってみると、メリット、デメリット双方見えてきて、今は使い方次第だなぁ、というスタンスになっていますね。 

要するに、ツイッターは、情報収集および宣伝くらいには使えるかもしれないですけれども、議論や考えを練るのは不向きなので、それを理解しつつ使うべしというのが現時点での見解です。 

けれども、仮にこの見解が正しいとすると、ツイッターのこの特性は、逆に何らかの情報操作を行う人に利用されてしまう危険もあると思います。 

なにせ、情報収集と宣伝が同時にできるのですから、情報操作にはもってこいです。これが2ちゃんねる等のような掲示板ですと、ソースの提示を求められたり、反論があったりして、リテラシーがある程度利くのですけれども、ツイッターはTL流れるのが早いのと、リツイートによる拡散が早すぎて、反論するにしても潰しきれないのです。 

まるで、ウイルスが広範囲かつ高速で拡散してしまうために、ワクチンが全然間に合わない、という感じですね。 

やはり、ツイッターは、受け取る側がそれなりにリテラシーをつけないと上手く使いこなせないような気がします。 



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